今回は、僕ふるふしが子育てにおいて、わりと大切に思うポイント 情操教育の大切さを語ろうと思います。
教育方針って、その家庭それぞれにあると思うんですが、僕の母方のおじいちゃんの教育方針で、「子どもは、たくさん嬲ってやらんとイカン」というのがありました(笑)
おじいちゃん曰く、赤ちゃんや幼児、子どものうちは、いないいないばあや、べろべろばあみたいなキャッキャと喜ぶことをたくさんしてあげたり、すこしからかってみたり、面白がるような遊びをたくさんして、感情を豊かに育てた方がその子の為になるぞ、陰キャにならないぞ、とよく言っていましたし、実際僕もそのように育ててもらって、爺ちゃんは面白い人だなあ、と子どもながら感心していたものです。
まあ別に陰キャが悪いわけではありませんし、実際そういう教育方針で育てたからといって、確実に陽キャになるわけでもありません。でもまあ少なくとも我が家は、息子と娘も感情豊かで毎日にぎやかに過ごしています(笑)
いまの時代の日本って、普通の若い人でも生きにくい世の中だと思います。そんななかで例えば、なにか成功できる資質や、しあわせになる資質があるとするならば、それはやっぱりその人の持つ人間力なんだろうなと思うんですよね。
もしかしたら無駄かもしれませんし、裏目に出るかもしれないけれど、親としてできるなら少しでもそういう人間力みたいなものをあげてあげたい。
特に、いまこうやってADHDの息子を見ていると、やはり普通の子どもより注意力が弱く、取りこぼしや失敗が多い息子なんですが、これからもめげずに前を向いて進んでいって欲しいな、周りの人とうまく付き合って人生を過ごしていって欲しいな、なんて父親として思ったりします。
僕のおじいちゃんの教えは、人として生きていくうえで、明るく前向きに感情豊かに生きて欲しいという願いの現れだったのかもしれないな、自分が大人になり、じいちゃんも鬼籍に入ったいま、そんな風に感じる今日この頃です(笑)