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ディズニープラスで人気作の「SHOGUN 将軍」を観た感想レビュー

さて、今日の話題はディズニープラスで人気作の「SHOGUN 将軍」を観た感想レビューという話題です。

先週は上の息子が胃腸風邪になってしまい、看病をするために会社を休んでいたんですが、その合間の時間が退屈だったので、サブスクのディズニープラスを一か月だけ契約し、その間に人気作の「SHOGUN 将軍」を観ていたんですが、これがまあ良くできた面白いドラマだったので、以下はその感想レビューとなります。

簡単に説明をすると、「SHOGUN 将軍」は架空の戦国時代の人間ドラマとなっており、それぞれの主人公に当たる人物には、実在のモチーフとなる人物が割り当てられているものの、あくまでフィクションとして物語は進行していくんですが、これがとても重厚な人間ドラマとして面白く描かれていて、観ていて常に先行きが見えず、ワクワクさせる展開が続いていくので、視聴していてとても楽しかったですね。

物語の主要な登場人物は約4人で構成されていて、まずは窮地に立たされた戦国武将の吉井虎永という人物を、真田広之さんが演じていて、この人物のモチーフは徳川家康となっています。

次に、日本に漂着したプロテスタントの英国航海士、ジョン・ブラックソーンという人物をコズモ・ジャービスさんが演じていて、この人物は家康に仕えたウィリアム・アダムス、すなわち三浦按針がモデルになっています。

そして、ジョン・ブラックソーンの傍らで通訳として常にそばに居る女性、戸田鞠子という人物をアンナ・サワイさんが演じていて、この人物のモデルは明智光秀の娘、細川ガラシャとなっています。

最後に、敵側とも通じる裏切り者でもあり、時として味方でもあるクセのある虎永の家臣として、樫木藪重という人物を浅野忠信さんが演じていて、こちらは特定のモデルはいないようですが、下剋上の戦国時代を象徴したようなトリックスターの役柄となっています。

概ねストーリーは、この4人が中心として進行していくんですが、物語は常に二転三転して先が読めないようになっていて、まあだいたい吉井虎永のモチーフが徳川家康なので、最後は史実に沿って戦国時代を制し、タイトル通り征夷大将軍となって終わるんだろうな、とは思うんですが、それまでのストーリーは全く先が読めず、エンターテイメントとしてかなりよくできているな、と感じましたし、やはり日本の大河ドラマでは表現できないような残酷なアクション描写なんかもあったり、ちょっとしたシーンなんかでも、かなり歴史ドラマの重厚さが本格的に作り込まれていて、かなりお金をかけて作られた作品なのは間違いなく、人気のあるコンテンツなのも納得の大作ドラマでしたね。

僕はどちらかというと、あまり徳川家康という歴史上の人物に良い印象は持っていなくて、たぶん僕のイメージというのは、司馬遼太郎さんや中田敦彦が語るような、パーフェクトコントロールを指揮する為政者としてのイメージなんですが、真田広之さんが演じている吉井虎永という人物は、生き馬の目を抜くような戦国の狭間を生きる、実力者の戦国武将をカッコ良く描いていて、とても好感を持つことができました。

また重厚な人間ドラマとしても、観ていてとても面白かったので、もし興味が湧かれた方は、ぜひ一度ご自身でご覧になってみて下さいね。

以上、ディズニープラスで人気作の「SHOGUN 将軍」を観た感想レビューという話題でした。

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